マレーシアの飲み物はとにかく甘い
マレーシアの国民的飲み物と言えば、誰が何と言おうと「MILO(ミロ)」だ。
一説によると国民の一人当たりの年間消費量が約5kgになるとか。
この根強い人気はなんだろうか。
何処へ行ってもある。
お湯で溶かして飲むのはもちろん、さらに甘い練乳を足して飲むのも一般的。
この麦芽飲料の飲み物、栄養補給にもなるので、入院した時の飲み物も入院食として出てくる。(私が入院した時の朝食は、MILOとバナナ1本とパン2切れだった。その後のおやつもミロだった)
さらに入院患者が自分で持ち込んでいるのも見た!
出産時は必ずみんな持ち込むらしい。
子供の幼稚園のおやつの飲み物もミロだった!
友達の誕生日会の飲み物もミロだった!
このマレーシア人のミロ好きはとどまることをしらない。
しかもすべてやたらと甘い!
マレーシアのミロは色々種類があり、カロリーオフはもちろんのこと、チョコ味(?)やら、麦芽多め、水に溶けやすい、コーンフレークになったり、チョコレート菓子になったりと変幻自在、縦横無尽の活躍なのだ。
その容量も小さいのは1杯分のスティックタイプ、大きいものは詰め替え用で2kgなどと、お米の袋かと思うような物もある。
恐るべし飲み物だ。
写真はパーティーなどでは欠かせない、ブリックタイプのもの。
マレーシアではこれを出しておけば、間違いない。
マレーシアでMILOの他にも、愛される飲み物がある
その飲み物とはアイソトニック飲料で炭酸の100(ハンドレッド)プラス。
国民的英雄のバトミントン選手が宣伝していることもあり大人から子供までよく飲んでいる。
これも風邪をひいたり、下痢をした時にしきりに飲めといわれる一品である。
下の写真のRibenaもブラックカランツで人気がある。
こちらも、ビタミンCが入ったり、グルコース入りでお腹に優しい飲み物というのもある。
変わったところでは、菊花茶。
お茶なのに甘い。
写真は羅漢果とブレンドしてあるもの。
中華系の旧正月の飲み物の定番である。
体にいい漢方をブレンドしたのが売りで、黒糖味。
こんなに甘いのに本当に体にいいのか?
要するに、「よく解らないけど、体になんだか、よさそう。」という飲み物が愛されているようだ。
が、どれも 「甘い」のでくれぐれも飲みすぎにはご注意を!
(ちなみに、マレーシアは砂糖の消費量 世界一です。)